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結局行き着くとこはそこ

2016.07.13 | マーケティングブログ

    その時まで時計の針は止まっていました。

    最初立ち上げた当初は勢いよく回り出したんです。

    でもここ何年かは次第に時計の針が遅くなりついに止まってしまっていました。

    動くとしても月に1時間くらい。

    何のことかというとホームページの更新です。

     

    なんでもそうなんですが新しいものを扱う時はワクワクして積極的に使おうとします。

    それが時間が経つにつれ目新しさはなくなりついには使わなくなります。

    ホームページも同じで新しく作った当初はワクワクしながら活用してたのが1年も経つと積極的に使わなくなる場合もあります。

    一方で1年経っても2年経っても変わらずに積極的な態度で取り組む場合もあります。

    この違いはどこにあるのでしょうか?

     

    1つ目の理由はホームページを集客ツールとして認知してるかどうか?です。

    ホームページで自分の会社を良く見せたいとか大きく見せたいとか大手企業がやってるようなブランディングに使いたいと思ってるとそもそも反響が取りづらい状態からスタートすることになります。

    すると反響が得られないので「やってて意味あるの?」って話になってだんだんやらなくなる。そして時計の針が止まります。

     

    もう一つの理由はリーダーシップの問題。

    トップマネジメントが会議に出ていない。パソコンが得意というだけの理由でそのスタッフを担当者にしてる。若いからネット使えるだろうという理由で担当者にしてる。

    ホームページはあくまで集客するためのツールなのでパソコンが使えるとかはあまり関係ありません。

    ホームページを良く見る、使ってるっていうのは関係があります。

    使っている人ならお客さんと同じ体験してるからお客さんの購買動機が分かるんです。

     

    いずれにしてもお客さんとの接点になる現場のことが分かっていない人が担当するのはキツイです。

    そうなるとホームページを引っ張っていける人がいないんですね。リーダー不在。

    ルーチンワークは回せるけどそれ以上のものが出てこない。

    出てきたとしても全く的外れなものだったりします。だからリーダーが必要なんです。

    そしてそのリーダーが「みんなでやろう!」って言って引っ張っていく。

    そうすれば時計の針が止まることはありません。

     

    いつでも仕事のことを考えてる。四六時中考えてる。そんなリーダーが必要です。

    私のクライアントにもいらっしゃいますが夜10時だろうが仕事のことを考えて電話してくる。仕事のことを考えるとワクワクして寝れないんだと思います。

    インターネットというデジタルの世界でも結局最後は人になってくる。

    想いは結果になって表れますね。

ブログ執筆者

岩崎 良 計400社以上の工務店・建設業のホームページの立ち上げ・運営・コンサルティングを行ってきた工務店マーケティングのエキスパート。大手建材メーカー時代には年間数100万PVにもなる新築、リフォームのポータルサイトの立ち上げ・運営も経験。一部上場ホームページ制作会社時代にはCS営業マネージャーとして年間トップ売上を達成。ホームページでの集客をメインに、チラシとの連動・見込から来場までの動線設計など、新規のお客さんを効率的にクライアントの目の前まで連れてくる活動を専門とする。特にランディングページを使った集客は効果の高さから、内容を真似されて全国の工務店で使われているほどである。福岡県生まれ。

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