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どうやってニュースを探すか?

2016.03.01 | マーケティングブログ

    新聞記事を見ての更新。

    最近新聞を読まない人が増えていると言われていますよね。

    特に20代、30代の若者世代。

    読売新聞東京版の購読者で、世帯主の年代が20代以下の割合を見てみるとなんと、、、

    0.5%。

    間違いではないですよ。0.5%。

     

    晩婚化が進んでるから20代でも親と同居してる率が上がっている、つまり世帯主が親になるから20代の子供達がカウントされてないというのはありますが。

    30代になると8.4%。

    20代と30代を合わせて約9%。

    読売新聞の新聞の到達率でみると20代男性で30.1%、30代男性で23.3%になっています。

     

    なぜ20代のほうが多いかというと親と同居で親が新聞を取ってるからだと思われます。

    30代になると結婚している人が増えて、新聞読むなら自分で取らなきゃいけなくなるケースが増えます。職場で読むなんてことも考えられますけどね。

    ただ、住宅購入世帯を考えた場合の多くは結婚して親元を離れているケースが多いです。

    アパート、マンションなんかを借りて住んでいます。

     

    ってことは、こういった人が新聞を読んでるかどうかを判断するには新聞購読の世帯主の年代の数値を参考にしたほうが良いと思います。

    そうすると9%程度です。

    約90%の人には紙の新聞を通したメッセージが伝わっていないことになりますね。

    つまり折込チラシなんかが到達しづらくなっています。

     

    ここで言いたいのは折込チラシのことじゃありません。

    新聞の掲載記事のこと。

    紙の新聞の良いところはネットと違って自分の予測してない情報が入ってくることです。

    ネットの場合は自分でニュースを探しにいくのが基本になります。

    検索結果に出てきた自分が興味のある情報か、ヤフーとかグーグルとかのニュースといった情報がメイン。

    今朝の新聞には「中古住宅物件を囲い込み」という不動産業界の問題点の記事が掲載されていました。

     

    不動産売買の仲介手数料を売主と買主の両方から取りたい不動産業者が、自分の管理している物件を他の業者に紹介しないこと。これが囲い込みです。

    他の業者に紹介すると買主からの手数料がもらえなくなるからこういったことをやります。

    でも、本来は取り扱っている物件は他の業者に公開することが義務付けられています。

    つまり囲い込みはやっちゃいけないってこと。

     

    囲い込みをやると物件の流通が遅くなります。囲い込んでいる業者しか売れなくなるからです。

    売主にも買主にも何のメリットもない。

    仲介手数料を増やしたい業者のワガママ。

    といった記事が掲載されていました。

     

    家の購入を考えてる人には良い記事だと思います。

    でも見てる人は9%程度。

    ってことは、こういった情報は自社サイトでも教えてあげたほうがいいってことになりますよね。本当に読まなきゃいけない人の目に触れてない可能性が高いので。

    新聞なんかに載ってる新しい情報はニュースとしてどんどん取り上げていくのが良いです。

    問題の教育のために提供するコンテンツを全て自分で用意する必要はありません。

    意外かもしれませんが新聞なんかに載ってたりしますよ。

ブログ執筆者

岩崎 良 計400社以上の工務店・建設業のホームページの立ち上げ・運営・コンサルティングを行ってきた工務店マーケティングのエキスパート。大手建材メーカー時代には年間数100万PVにもなる新築、リフォームのポータルサイトの立ち上げ・運営も経験。一部上場ホームページ制作会社時代にはCS営業マネージャーとして年間トップ売上を達成。ホームページでの集客をメインに、チラシとの連動・見込から来場までの動線設計など、新規のお客さんを効率的にクライアントの目の前まで連れてくる活動を専門とする。特にランディングページを使った集客は効果の高さから、内容を真似されて全国の工務店で使われているほどである。福岡県生まれ。

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