高い壁
2016.06.03 | マーケティングブログ
初夏の晴れた日は涼しい風が頬を通りすぎていって気持ちいい。
事務所の窓を開けてても部屋の中を風が通りすぎていく。
天然のエアコンで快適に過ごせるこの季節は最高です。
ただ日が強くなってくることによる弊害もあります。
例えばウチのカーポート。日が当たるようになるとカーポートの屋根がキラキラと輝いて光ってるらしい。
鳥って光ってるもの好きなのかな?キラキラ光る車とかも狙われるけどカーポートなんか絶好の標的です。屋根はフンだらけ。(まあ車に付かないだけマシ)
そして鳥はカーポートの屋根だけじゃなくて家の窓も狙ってるのかな?
階段途中にある窓にベッタリとフンが付いていました。
この階段の窓なんだけど横滑り出し窓で、敷地の地面からの高さが4.5mくらいあります。
フンを取ろうと思っても当然外からじゃ届きません。
引違い窓だったらよかったんだけど横滑り出し窓になってるから中から雑巾で拭こうと思っても反対側まで手が回らない。
何回かチャレンジしたけど無理でした。
じゃあ窓枠に座って手を回せないかな?と思ってやってみたけど横滑り出し窓のクルクル回すハンドルが邪魔で腰かけられません。
大人じゃ無理かな?息子を乗っけて拭いてもらうか?
と思って夕食の時に息子に声をかけてみる。
「階段窓に付いてるフンを取るいい方法ないかな?」
「ん~、外から水かければいいんじゃないの?」
「どうやって?」
「高圧洗浄機で」
というようなやりとりが続く。
高圧洗浄機も考えたんだけど自分が手を伸ばして2.2mくらい、高圧洗浄機のマシーンが0.7mくらい、合わせて2.9mでフンまで1.6mくらい足りない。1.6mもあると落ちないんじゃないかな、、、
と考えてる時に
「クイックルワイパーで取ればいいじゃん」
という声が聞こえてきた。女房だ。
「クイックルワイパー?言ってることが分からないんだけど」
「だからクイックルワイパーなら届くじゃん」
「クイックルワイパーそんなに長くないでしょ?」
「家の中からなら届くでしょ。手だと届かないけどクイックルワイパーなら届くと思って」
「え?どうやって。クイックルワイパー回り込ませられないでしょ、窓の外側に」
「じゃなくて窓の脇から、、、」
どうやら話を聞くと横滑り出し窓は完全に開けると窓面が壁から90度まで開くらしい。
すると開いた軸側に10cmくらいの隙間ができる。そこから外の窓を拭けばいいのでは?とのこと。
横滑り出し窓を完全に開くとそんな隙間ができるなんて知りませんでした。
それなら鳥のフンを落として窓の外側をキレイにできそう。
でもなぜ女房は知ってたのにやらなかったんだろう?
、、、考えと行動の間には壁がありますよね。
それも高い壁が。
でもその高い壁はちょっとしたことで乗り越えられたりします。
やるか?やらないか?たったそれだけ。
たったそれだけのことが大きな違いを生みます。
だったら乗り越えちゃいましょうよ。