小指が折れてました
2016.07.27 | マーケティングブログ

最近ダルいなぁ、暑かったり涼しかったり寒暖の差が激しいからなぁ、と思ってたら「イチローと科学」ってタイトルのメールが届きました。
イチロー選手が好きな自分にとってこのメールを開かないわけにはいかず早速開いて読んでみました。
内容はイチロー選手やレスリングの吉田沙保里選手、フィギュアスケートの羽生選手、将棋の羽生名人など圧倒的な結果を出し続けている人はなぜ出し続けているのかっていうことを知るには、スポーツの研究からひも解くと良いことが書いてありました。
そしてスポーツ研究から導きだされた勝つための科学について詳しく知りたいならこちらをクリックって感じでした。
クリックしてみると無料のDVDブックを提供しています。
何の迷いもなくそのDVDブックを購入。しばらくするとDVDブックが届きました。
そのDVDブックには驚きの事実が書いてあります。
まず逆説的だけど結果重視だと結果に到達しづらくなるということ。
一時的な結果というのは麻薬みたいなものですぐに効果が切れてしまうそうです。
そして結果を出すためには脳のフロー状態を作り出していくことが必要になる。
それには自分がフロー状態なのかフローではないノンフロー状態なのかを知ることが重要だ、と。
この「知る」っていうことがポイントですね。
フロー状態を作りましょう、って言うんじゃなくてまずは現状を知りましょうと。
人はある意味知るだけでも安心することができます。
以前ある知り合いが足をひきずって会社に来ました。
どうしたのかと聞くとどうやら昨日の晩に自宅のアパートのドアに右足の小指を思いっきりぶつけたらしい。
足の指は腫れて紫になってるそう。
病院に行ったかどうか聞くとまだ行けてない。
週末まであと2日だから頑張ると言ってたが次の日になっても腫れは収まらない。
むしろ悪くなってる。
折れてるんじゃないの?病院行ってきなよ。と言っても聞きません。
でも顔に笑みもなく不安の色を隠せない。
話す内容も「やっぱ折れてるのかなぁ」とか弱気な発言ばかり。
そりゃそうだ。折れてるかもしれない足の小指は日に日に悪くなってるんだから。
でも律儀な彼は会社が休みになる週末に病院に行くという。
そして週末も終わった月曜日、彼はスッキリした顔で会社に来ました。
右足だけサンダルになってます。
聞くとやっぱり折れてたらしいです。でも顔はスッキリと笑顔になってる。
なぜか?
それは折れてると分かったから。
レントゲン写真を撮って完全に折れてると分かった。
それでも自分の現状を知ったことで安心できたんです。
それと同じでフローかノンフローかを知ることで安心できる。
安心して冷静な判断をすることができます。
自分の状態を知ること。それが勝つための脳になるための第一歩。
まず一歩を踏み出すべくフロー状態の見極めを行っています。