もしかして緊急入院?
2017.01.26 | マーケティングブログ
今日もウォーキングをしてきました。
いつもどおり近所を30分程度。
この季節のウォーキングは気持ちいい時とそうでない時の差が激しいですね。
寒い時は肌が凍るほど寒いですし、暖かい時は春を感じるほどです。
ウォーキングコースの近くにある城址公園にはちょっとした池があります。
白い息を吐きながら池の周りを歩いていると池の水の表面が凍っていて太陽の光を反射させてキレイな時もあります。
その池には子連れのカモが泳いでたりしてなんとも昔情緒あふれる景色が見れます。
そんな城址公園なのでウォーキングをしたり犬を散歩させたりしてるんですね。
それでウチからその城址公園に行くまでの間が住宅街になってるんですけど、その住宅街の中に懐かしい風景を見ることができるんですよ。
その家は普通の一軒家で駐車場があるんですけど、その駐車場に置いてあるのが壁の色が白、屋根を真っ赤に塗られた長さ1m、幅50cm、高さ80cmくらいの犬小屋なんですね。
そう、ここでは外で飼ってる犬を見ることができるんです。
珍しいでしょ?
犬っていうと今は家の中で飼うものって感じになってますが、30年前は犬を家の中で飼うのはお金持ちがやることであって、一般庶民は皆家の外に犬小屋を置いてそこで犬を飼ってましたよね。
懐かしいその光景が見れます。
そしてそこにいる犬なんですけど、柴犬似のおそらく雑種(よくわかりませんが、、、)です。
昔友達の家の玄関先で見かけたような犬でいつも駐車場の前にある犬小屋の前にお座りして道路を眺めています。
我家では勝手に小太郎と呼んでいます。
小太郎は誰が通っても目線を合わせることもなく遠くを眺めています。
番犬には全く向かないような犬で、吠えてるのを見かけたこともありません。
たまに小太郎の家の前を散歩している別の犬が通るのを見かけます。
でもそんな時も吠えたりはしません。
せいぜい立上ってしっぽをフリフリしているくらいです。
キャンキャン吠えて犬をしての軽さを出してしまう犬よりも、吠えることもなく落ち着いて誠実そうな小太郎を我家では外で飼う犬の鏡として好きになっていました。
一度も触れたことがないのに好きになっていました。
ところが女房の一言を聞いてショックを受けました。
「今日小太郎の家の前通ったら犬小屋が無くなってたよ」
そう、その小太郎がいなくなったのです。犬小屋ごと。
一週間前の日曜日の午前中までは小太郎を見かけたという我家の証言者がいるんですが、その後から見かけなくなったんです。
緊急入院したのか?
もしかしてどこかに引き取られたのか?
もしかすると家の人達とどこか旅行に行ってるとか?(でも犬小屋が無くなってるのはおかしい、、、)
考えたくないけど、もしかすると、、、。
何の情報もありません。
このまま様子を見るしかありません。
今まで当たり前過ぎて大切に思えなかったことが、突然無くなってしまうとそのことで頭がいっぱいになっちゃいますよね。
今までと現在のギャップが大きすぎるからです。
お客さんも普段とは違う接し方、アプローチをするとあなたのことが再び気になってくることでしょう。
人間は新しいことや今までと違うことに注意が向くようにできています。
長く付き合ってきたお客さんにインパクトを与えたいなら今まで繰り返してきたことに変化を加えてみると労力少なく効果が大きいと思います。
是非試してみてください。