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特定業種のサイトを厳しく評価するGoogle

2017.02.20 | マーケティングブログ

    工務店・建設業のあなたに検索エンジンの話を一つさせてもらいますね。

    この話はあまり皆さん知らないと思いますで、ホームページを運営するのに役立つと思いますよ。

    特に工務店・建設業のホームページを運営する際の心構えに大きく関わってきます。

    テクニックとかツールの話ではありませんので、誰にでも当てはまる話になります。

     

    どんな話かというとGoogleが公開している品質評価基準に「YMYL」というのがあります。

    品質評価基準っていうのは簡単にいうとユーザーへの露出度合いって感じでしょうか。

    評価が高ければ検索結果で上位表示もされやすいですしそもそもページが表示されやすくなると思います。

    その中の「YMYL」というのは「Your Noney or Your Life」の略で訳すと「ユーザーのお金、命に深刻な影響を与えるページ」という意味です。

    YMYLについての説明は以下のようになります。

    「いくつかのジャンルのWebページにある情報は検索ユーザーの将来の幸福、健康、または財産に潜在的に影響を及ぼします。GoogleはそれらのジャンルをYMYL(あなたのお金、または命)に関わるページと呼び、具体的には次のジャンルのページを指します:

     

    ● 買い物や金融取引に関わるページ:検索ユーザーがオンラインで直接、商品の購入、お金の移動、料金の支払い等が出来るサイト

     

    ● 金融情報に関わるページ:投資、税金、老後の生活設計、住宅の購入、大学の授業料の支払い、保険の購入等に関するアドバイスや情報を提供するサイト

     

    ● 医療情報に関わるページ:健康、薬品、特定の病気や症状、精神衛生、栄養に関するアドバイスや情報を提供するサイト

     

    ● 法律情報に関わるページ:離婚、養育権、遺言の作成、移民等の法的なアドバイスや情報を提供するサイト 

     

    ● その他、養子縁組、交通安全等検索ユーザーに深刻な影響を与えうるアドバイスや情報を提供するサイト 

     

    私たちはこれらYMYLに該当するWebページに対しては検索ユーザーの幸福、健康、財産に対して潜在的に悪影響を与えうる可能性が高いため非常に高度な品質評価基準を用いています。」

     

    ここで注目してもらいたいのは2つ目の項目「金融情報に関わるページ」の部分です。

    「税金、老後の生活設計、住宅の購入」と書かれていますね。

    ダイレクトにあなたの業種です。

    つまりあなたのサイトはGoogleの厳しい評価基準で見られてるということです。

    では僕達は何をすればいいのか?以下の要素をきちんと満たしている必要があります。

     

    ●デザイン

    ●コンタクト手段

    ●信頼性

    ●専門性

    ●情報の新しさ・更新性

    ●コンテンツ作製者の信頼性と専門性

     

    当たり前のことを当たり前にやることが重要になります。

    住宅に関しての専門家であるあなたが信憑性のあるコンテンツを責任を持って提供していくってことになります。

    最近はDeNAの運営するキュレーションサイトが次々に運営停止にいたっているように、ネットの情報の信憑性が重要視されています。

    ネットでもモラルが大切だということです。

    その点を考えてホームページを運営していくことが必要になってきました。

    ユーザーに価値を提供できるコンテンツを提供していきましょう。

ブログ執筆者

岩崎 良 計400社以上の工務店・建設業のホームページの立ち上げ・運営・コンサルティングを行ってきた工務店マーケティングのエキスパート。大手建材メーカー時代には年間数100万PVにもなる新築、リフォームのポータルサイトの立ち上げ・運営も経験。一部上場ホームページ制作会社時代にはCS営業マネージャーとして年間トップ売上を達成。ホームページでの集客をメインに、チラシとの連動・見込から来場までの動線設計など、新規のお客さんを効率的にクライアントの目の前まで連れてくる活動を専門とする。特にランディングページを使った集客は効果の高さから、内容を真似されて全国の工務店で使われているほどである。福岡県生まれ。

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