こうすれば当日資料発送しなくても済みます
2017.03.14 | マーケティングブログ
昨日の話の補足です。
ある資料を取り寄せたら夜中の23時に資料請求して翌朝10時には届いていたという体験談でした。それくらいスピードが早くなってるってことです。
じゃあ僕達がお客さんからお問い合わせをいただいた時もそのスピードで対応する必要があるんでしょうか?
例えばお客さんが夜中の23時に資料請求してきた。
翌朝にはお客さんの家のポストに入っていなきゃいけないでしょうか?
理想としてはそうです。でも現実はムリですよね。
そんな時はどうすれはいいか?
それは信号待ちのことを考えてみるとよく分かります。
国道なんかの信号待ちだと3分待ちとかになります。
3分待つのはキツイですよね。イライラしてきます。
なので最近は信号に待ち時間表示が付いてることが多くなりました。
それによってイライラが解消されるようになりました。
待ち時間は変わってないのにイライラが無くなったのはなぜでしょうか?
それはあとどれくらい待つかが分かるようになったからです。
あとどれくらい待てば信号が変わるか視覚的に分かるようになったことでイライラがなくなりました。
つまりイライラは待ち時間が長いことに対してではなくてどれくらい待てばいいか分からなかったことに対してなんです。
これをあなたに届いた資料請求の依頼で考えてみるとどうなるでしょう。
お客さんはその資料をすぐ見たいと思っています。
しかもその気持ちは時間と共に急激に下がっていきます。
なので理想としては早く送ったほうがいい。速達でライバルよりも早くって考えると思います。でも現実的には夜中の23時に入った問い合わせの資料を翌朝の10時に届けることはできません。
そんな時は先にメールだけでも送っておいてあげてください。
問い合わせの後にお客さんに自動的に送られる自動返信メールじゃダメですよ。
ちゃんと個々のお客さんに宛ててメールを書いてみてください。
基本的には資料請求に対するお礼、そしていつ発送していつ頃届くのかということのフォローです。
もしお客さんの期待を上げられるコンテンツがあるのであればそれらを紹介してもいいと思います。
これによってお客さんのイライラも無くなると思います。
信号の待ち時間表示と同じですね。
スピードの時代だからこそ、それ以外に手間暇かけたことが際立つということもあります。
ライバルは個々にメールを送るといった手間のかかることをやっていないかもしれません。
自動返信のほうが楽ですからね。
ライバルがやってないことを一手間かけてやることは違いを見せるいい機会かもしれません。
案外こういったことの積み重ねで大きな差がついているのかもしれませんね。