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白鳥の水面上の優雅な姿と水面下の愚直な姿

2017.11.26 | マーケティングブログ

    今日も朝はウォーキングをしてきたんですよ。

    近所を大体20分くらいかけて歩いてるんですね。

    その途中に必ず寄る公園があります。

    その公園は城址にくっついている公園で水辺があります。

    水辺には幅2mくらいの桟橋がかけられていてそこを犬の散歩や子供と散歩している親子が歩いていたりします。

     

    今朝その桟橋を歩いていた時のこと。

    ふと水辺に目をやると鳥が泳いでいました。

    カモです。

    たまに小さな子供のカモを引き連れて親子で泳いでいたりもします。

    そのカモはスイスイと水面を移動していきます。

     

    白鳥だったら優雅だったんだろうと思いますが、そのカモも白鳥と同じように水面をスイスイ泳いでいきます。

    子供のカモも同じです。

    水面を滑るように進んでいきます。

    ではこのカモはどうやって進んでいるのでしょうか?

     

    言うまでもありませんね。

    水面下でせわしなく足を動かしているんです。

    見えない部分で足を動かし続けることで水面を何事も無いように進んでいるんです。

    一見優雅に泳いでいるように見えるけど実は見えない部分で一生懸命足を動かしている。

    これって何かに似てると思いませんか?

     

    マーケティングですね。

    よくこんな話をしたりしませんか?

    「あの会社のチラシ大当たりだったみたいだよ。ウチも同じチラシ撒いてみよう。」

    「最近あの会社やたらネットの広告出してるよな。ウチも同じように出してみよう。」

    その結果どうなるか?

    やったことある方なら分かると思いますが元の会社がやってるような成果が出ることはありません。

    マーケティングはチラシとか表面に出てきた部分にスポットが当たってしまいがちで多くの人が間違いやすのもこの部分です。

     

    表面上であるチラシを真似すれば成果が出るんじゃないか?

    これって水面上のカモと同じですよね。

    優雅に泳いでる姿だけを見てそれを真似すれば泳げると思っちゃってます。

    でも本当に自分で成果を出したことがあるなら分かると思いますが、実際はそんなことはありませんよね。

     

    チラシを作るにしても、それを誰に読ませるのか?どこで読ませるのか?そもそもどんなアイデアでチラシを作るか?

    成果を出している方法は水面下で緻密にコツコツと動いています。

    水面上の姿だけを真似しても同じ結果は出せないんですね。

    逆を言うとコツコツと面倒くさいことを愚直にやり続けることができればかなり成果を出しやすくなります。

     

    水面上の優雅な姿と水面下の愚直な姿。

    一度水の中に潜って見てみると良いかもしれませんね。

ブログ執筆者

岩崎 良 計400社以上の工務店・建設業のホームページの立ち上げ・運営・コンサルティングを行ってきた工務店マーケティングのエキスパート。大手建材メーカー時代には年間数100万PVにもなる新築、リフォームのポータルサイトの立ち上げ・運営も経験。一部上場ホームページ制作会社時代にはCS営業マネージャーとして年間トップ売上を達成。ホームページでの集客をメインに、チラシとの連動・見込から来場までの動線設計など、新規のお客さんを効率的にクライアントの目の前まで連れてくる活動を専門とする。特にランディングページを使った集客は効果の高さから、内容を真似されて全国の工務店で使われているほどである。福岡県生まれ。

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