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スライドバナー vs ニュース

2016.03.30 | マーケティングブログ

    事務所から更新。

    昨日はクライアント訪問でした。

    結構なスタッフの方に集まってもらってのホームページ改善案の会議です。

    その中でトップページ改善の話になりました。

    トップページには何を載せるべきか?

    あなたも自社のサイトを思い出してちょっと考えてみて欲しいと思います。

    どうでしょうか?

     

    USPとか、新商品とか、見てもらいたいいろんなバナーを張り付けたりとか。

    いろいろやりたいことが出てきますよね。

    でも重要なことを忘れていませんか?

    それは「ニュース」。

     

    たいていの会社のサイト場合だと「最新情報」です。更新した新しいコンテンツの一覧。

    「なんだそんな当たり前のことか!」

    と思ったかもしれません。

    でも考えて欲しいのはそのニュースをどれだけ重要視しているか?ってことです。

    ただいろんな会社のサイトにも載ってるからとか、ライバル会社も載せてるからとかその程度の感覚で載せてるんだったら大間違い。

    思い出して欲しいんですが、ブラウザを立ち上げてヤフーを開いたときまず最初に何を見るか?

    ニュースですよね?

     

    ヤフーもそれが分かってるからニュースを一番目立つ位置に配置しています。

    スマホ版だといきなりニュースのオンパレード。

    あなたのサイトもそうかもしれませんが、最近トップページにスライド形式の大きなバナーを掲載しているサイトを多く見かけます。

    「これだけ大きく目立つようにバナーを載せとけばクリックするだろう」

    って感じで載せてるんだと思います。

     

    でもそのでかでかしたバナーよりもニュースのクリックのほうが多いことがほとんどです。

    なぜこんなことが起こるんでしょうか?

    それは人は新しいものが好きだから。

    変化に敏感って言ったほうがいいかもしれません。

     

    バナーについて考えなきゃいけないのはその大きなバナーがお客さん中で変化として認知されるかということです。

    ファーストページビューに大きく掲載されたバナー。

    大きいし、目立つ位置だしクリックされる。初めてサイトに訪問したお客さんなら。

    じゃあ2回目来たときはどうなるか?

    前回と変わらないバナー。目には入るけどクリックしません。

    3回目は?

    前回と変わらないバナー。目にも入らない。

     

    つまり大きなバナーの訴求内容がよっぽど気になってない限り、2回目以降にクリックされる可能性は格段に下がるんです。

    そんな時、前回と何も変わってないと思われたらどうなりますか?

    ブラウザの戻るボタン、スマホだったら前画面へスワイプでページから離れていっちゃいます。

     

    もしそこにニュースがあればとりあえずクリックしてもらえる可能性が高まります。

    一度クリックしてもらえれば次のページに行ってもらえる確率も上がります。

    バナーもニュースみたいにどんどん新しくしてるならOKです。

    決して大きなスライドバナーを否定してるわけじゃないので。

    大きなスライドバナーは僕も使っています。

    ただし初めて訪問したお客さん用だと思っておいたほうがいい。

     

    バナーを頻繁に変えるのって結構キツイですよね。

    なので、ニュースでやったほうがやりやすいんです。

    あなたのサイトのニュース、新着情報は更新されていますか?

    更新していないんであれば貴重なアクセスを逃してるかもしれませんよ。

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ブログ執筆者

岩崎 良 計400社以上の工務店・建設業のホームページの立ち上げ・運営・コンサルティングを行ってきた工務店マーケティングのエキスパート。大手建材メーカー時代には年間数100万PVにもなる新築、リフォームのポータルサイトの立ち上げ・運営も経験。一部上場ホームページ制作会社時代にはCS営業マネージャーとして年間トップ売上を達成。ホームページでの集客をメインに、チラシとの連動・見込から来場までの動線設計など、新規のお客さんを効率的にクライアントの目の前まで連れてくる活動を専門とする。特にランディングページを使った集客は効果の高さから、内容を真似されて全国の工務店で使われているほどである。福岡県生まれ。

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