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ワンピースで集客?

2016.05.18 | マーケティングブログ

    あ~、寿司食べたかった、、、

    昨日の話で三社祭りに行ったけど道に迷って後輩の家に着いたのが遅くなって寿司が無くなってたって話。

    毎年、後輩の実家は寿司を取ってくれてます。

    浅草だしなんとなく江戸前だしって感じで寿司はいつもの倍上手く感じる。

     

    多分よくある回転寿司とか宅配寿司とかじゃなくて目の前の板さんが握ってくれるような店から出前を取ってくれてるんだと思います。

    自分達が着いたときには巻物と玉子しか残っていませんでした。あと、ガリと寿司の残骸。

    こんな状態なら完全に無くなってたほうが良かったと思ってしまいました、、、

    後輩が取ってくれてる寿司屋みたいに毎年ハレの日には誰々さん家が頼んでくれるとか、寿司食べるならあの店だよねって感じになってるお店はいいですよね。顧客がいるから。

    回転ずしなんかはどうだろう?

     

    イメージとしては顧客がついてそうなのはスシローです。

    旨いという話をよく聞きます。これは売上にも表れてますね。

    売上一位のスシローは一店舗あたりの売上も高い。

    かといってチラシなどの広告が入ってるのは見たことがありません。

    広告が入ってるのは2位と3位。特に3位のくら寿司は定期的にチラシを見かけます。

     

    くら寿司と言えば食べ終わった寿司のお皿でコインゲームができます。ファミリー層狙い。

    そんなくら寿司だからチラシのオファーも決まってきます。

    最近見かけたのはワンピース。何かするとワンピースの何かがもらえる?感じ。多分コインゲームの景品になってるんじゃないかと思います。

    メインコンセプトは無添加とか言ってるけど浸透してるんでしょうか?

    無添加の前にワンピースに目がいっちゃいますね。

     

    いつもはスシロー行ってる家族がチラシを見て「あぁワンピースだ、今日はくら寿司にしよう!」ってなるんだろうなと思います。

    でも考えてみるとワンピースが無くなったらどうなるんでしょうか?

    それでもくら寿司に行くんでしょうか?

     

    スシローには旨いって評判あります。くら寿司に行ってコインゲームとかワンピースとか言ってたら旨いとかどうとか感じられなくなっちゃいますね。

    人間いくつものことには集中できません。

    コインゲームをやるための手段として寿司を食べる。(皿が必要だから)

    そんな寿司の味を覚えているでしょうか?コインゲームがトリガーになってる限り味がどうのとかの話にはならない気がしまして。それで無添加が浸透してるか気になったんです。

    そしてトリガーがワンピースになってる限り一時的な集客はできても顧客にはつながらないような気がしてます。

     

    やはりオファーは売りたい商品に関連するもののほうがいいですね。

    関連しないものだと次につながりにくい。

    三社祭の寿司を思い出してオファーの深さを改めて感じました。

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ブログ執筆者

岩崎 良 計400社以上の工務店・建設業のホームページの立ち上げ・運営・コンサルティングを行ってきた工務店マーケティングのエキスパート。大手建材メーカー時代には年間数100万PVにもなる新築、リフォームのポータルサイトの立ち上げ・運営も経験。一部上場ホームページ制作会社時代にはCS営業マネージャーとして年間トップ売上を達成。ホームページでの集客をメインに、チラシとの連動・見込から来場までの動線設計など、新規のお客さんを効率的にクライアントの目の前まで連れてくる活動を専門とする。特にランディングページを使った集客は効果の高さから、内容を真似されて全国の工務店で使われているほどである。福岡県生まれ。

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