【注意】Googleスマホ検索結果の今後
2017.01.31 | マーケティングブログ
事務所から更新。
最近気になる話題をひとつ。
誰もが知っている検索業界の覇者Googleからの発表です。
Googleの発表がなぜ重要なのかというとそれによってあなたの会社の業績が大きく変わるからです。
以前、こんな記事が新聞に掲載されていました。
当時、CEOが史上最年少で東証一部上場を果たしたある企業がありました。
この企業はインターネットを使った求人サイトを運営している会社で、その収益の多くをこの求人サイトに依存していました。
そして求人サイトへの流入のメインがGoogleの検索。
検索結果の上位に表示させて入ってきたお客さんを求人を希望している企業に斡旋するという流れです。
なので検索結果上位表示がキーポイントになります。
上位表示されないと他の求人サイトにお客さんが流れて行ってしまうからです。
そのため検索結果上位表示対策であるSEOを行っていました。
SEOは一度行ったら終わりというわけではなく、検索エンジンの嗜好に合わせた対策がその都度必要になってきます。
つまり、検索エンジンからの流入を考えているのであれば検索エンジンの法律に従わなければいけないのです。
こちらに選択権はありません。
唯一ある選択権は使うか、使わないか。
しかしネットで商売をやっている限り使わないわけにはいきません。
その企業もそうでした。
ある日、ふと雑誌を眺めているとその企業の特集が載っていました。
また史上最年少がどうしたとかそんな話かな、と思っているとどうやら違うようです。
なんと業績が急激に落ちていてそれについての記事でした。
その記事によると業績が落ちた理由は1つ。
それはSEOに失敗したからということでした。
今まで検索結果で1位を取れていたのが取れなくなってきた。
その結果がダイレクトに業績に影響しているというのです。
上位表示されなくなったから業績ガタ落ち。
これがGoogleに依存している企業の現実です。
そんなGoogleがまた新しいことを言い出したのです。
どんなことかというと
「パソコン版とスマホ版の検索結果を分ける」
ということです。
今までもパソコンとスマホそれぞれで検索した場合の検索結果は違っていました。
ただ、検索結果を判定する判定基準は1つでパソコン版がメインになっていたそうです。
つまりパソコン版とスマホ版で検索結果は違うけど、スマホ版の場合はパソコン版の結果にちょっと手を加えた感じだったということです。
例えばスマホ対応してないから検索結果をちょっと下げるとか、そんな感じです。
ところがこの判定基準をそれぞれに分けると言い出しています。
パソコンはパソコン、スマホはスマホです。
パソコン版は今までの判定基準があるので今あるサイトも問題ないと思いますが、問題はスマホ版です。
これはおそらくそれだけスマホを重視してきた、というかスマホ版がメインなんじゃないかと思います。
そんな中でスマホ対応サイトを持ってないとしたらどんなことになるでしょうか?
もしかするとスマホ版の検索結果には一切表示されないかもしれません。
実際、これからどうなるかは分かりません。
さあ大変。
あなたのサイトはスマホ対応できていますか?
もし対応できてないとスマホを使ってる人には一切アプローチできなくなるかもしれませんよ。