メールフォームの項目は少ないほうがいい?
2017.02.21 | マーケティングブログ
昨日の晩の強烈な風で駐車場の屋根が、、、吹っ飛ぶかと思いました。
今日も風が強く砂埃が舞う中、窓掃除をしました。
やっぱり習慣づけて掃除していかないと溜まりますね埃が。
雑巾は真っ黒になりましたが気分はスッキリ、今日の空のように爽やかになっています。
さて先日クライアントから受けた質問をあなたと共有したいと思います。
ホームページを運営している工務店さんのあなたならきっと役に立つ情報になると思いますよ。
その質問はクライアントのアシスタントさんから電話で受けたんですが、どうやら会議で
「来店予約する時にお客さんの希望を聞けるようにできれば対応しやすいんだけど。岩崎さんにどうするのがいいか相談してみて」
と上司に言われたみたいなんです。
来店予約、今の工務店さんのホームページでは当たり前になっていますね。
僕が来店予約機能をクライアントのサイトに初めて導入したのは8年前。
当時は周りに来店予約機能を付けたサイトはなく、月に1、2件予約が入る程度でした。
それが今は付いてるのが当たり前になって、その反響数は比較にならないくらい多くなっています。
まぁ、8年前当時の来店予約機能にはあるものが足らなかったんですがね。
それがあれば当時から同じくらいの反響が取れたかもしれません。
もったいないことをした、、、と思います。
昔の話は置いといて、クライアントからいただいた相談ですが、要するに来店予約の項目を増やして事前にお客さんの現状を少しでも把握しておきたいということだったんですね。
それのほうが対応しやすい、と。
なぜこんな要望が出てくるようになったかというと、それは最近来店予約が増えてきたからなんですね。
やるべきことをやり続けるようにしてもらったら来店予約が増えました。
やって効果のあることをやるわけですから当たり前のことですが、やるべきことを続けることの大切さを改めて感じますね。
アシスタントさんからは「来店予約の項目を増やしたらお問い合わせ減りますかね?」との質問。
お客さんの心理を考えられている質問ですね。
基本的には問い合わせ項目が少ないほど反響が上がります。
増やせば下がります。
メルマガ登録なんかが良い例ですね。
メールアドレス入力欄しか無いんで誰でも気軽に登録してくれます。
アシスタントさんから詳しい話を聞くとお客さんの希望は聞きたい、でも問い合わせは減らしたくないといった感じです。
二律背反で両方の要件を満たすのは難しい感じでした。
そこで別の解決策をお伝えしてそれをやってもらうことにしました。
この問題はこれで解決すると思いますが、ここであなたに考えてもらいたのが「自動化」ということです。
どういうことかというと、問い合わせが増えてきたクライアントに多いんですが、クライアントの都合に合わせて何でもかんでもお客さんから聞き出そうとしようとします。
問い合わせが増えてくるとフォームに聞きたい項目を入れておけば自動的にお客さんがその情報を書いてくれると思い込んじゃうんですね。
例えば工務店サイトの資料請求フォームに生年月日と家族構成を入れる項目があったとしたら反響激減ですよね。
でもお問い合わせが増えてる状態だから、お客さんに答えてもらう項目を増やすと問い合わせが減るってことに気づいていない。
項目を増やせばお客さんが書いてくれると思っちゃうんですね。
なのでこういった時にまず考えて欲しいのは「お客さんが頭の中で何を考えてるか?」ということです。
「これめんどくさいなぁ」とか「なんでそんなことまで書かなきゃいけないの」とかになっちゃダメなんです。
そうならないギリギリの部分で項目を決める。
あなたも一度お問い合わせフォームを見直してみるといいかもしれません?
お客さんに聞きすぎてるかもしれませんよ。