チラシを作る時の大きな間違い その2
2018.01.22 | マーケティングブログ
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前回のお話でチラシを作る時の大きな間違いの一つをお話しましたね。
それはオファーの重要性が分かっていないこと。
チラシのようなメディアの場合は特にオファーが重要になります。
でもアイデアにばかり目がいってオファーがおざなりなってしまってることが多いです。
詳しくはこちらのページを見てください。
さてもう一つ気になったことがあったんです。
これもよくある典型的な間違いです。
それは何でしょうか?
あなたがチラシを作る時のことを想像してみてください。
印刷屋さんがチラシの構成を作って持ってきてくれます。
サイズはB4サイズ。
そのチラシが机の上に広げられて印刷屋さんからチラシの構成の説明を受けます。
そのチラシに赤字を入れてチラシ屋さんに返してまた直した構成を持ってきます、、、
するとチラシのどこに何が書いてあるかも分かるようになってきます。
表面だけじゃなくて裏面に何が書いてあるかも分かります。
こんな状態になりませんか?
当たり前ですよね。何回も目を通してますからね。
でもよく考えてみてください。
そのチラシを見るお客さんはこんな見方をするでしょうか?
まずB4サイズの新聞折込なら2つ折りになってますよね。
チラシが開かれてることすらありません。
しかも何十枚と入ってるチラシを次々にめくっていく中でじっくりと見てもらわなきゃいけません。
そのことを忘れちゃうんですね。
つまりお客さんがチラシを見てくれる前提でチラシを作っちゃうことが問題なんです。
前回話したオファーが目立ってないっていうのもそれが原因です。
オファーのアピールが小さいし目立たないからお客さんはそれが書いてあることにも気づいてない。
それなのに書いてあるから見てくれると思ってしまってる。
そんなことはありませんよね?
気になった広告以外じっくり内容を見たりしませんよね?
あなたが広告見るときを想像してみてください。
多分誰でもそうだと思います。(僕は職業柄どんな広告でもじっくり見てしまいますが、、、)
なのでチラシを作る時は見てくれる前提で作ってはいけないんです。
まず考えることはお客さんの注意を惹いて見てもらえるようにしなきゃいけないんですね。
見てくれる前提とは全く逆の考え方です。
そのためにはお客さんが最初に見る可能性の高い写真やオファー、ヘッドラインで注意を惹いて続きが見たいと思わせなきゃいけないんですね。
これはチラシのアイデアではなくて見せ方なんかで工夫できる部分だったりもします。
チラシ屋さんへの指示だけでOKだったりするからすぐ直せたりすることもあるんです。
ちょっとした意識の差で大きな違いが出る部分です。
もしチラシの反応が上がらないとか気になる部分があるのであればこの2つの点を見直してみるといいかもしれません。